● 毎年5月のOB会総会や新春賀詞交歓会の様子を、私は写真班の一員としてビデオカメラを持ち込み取材にあたっている。
● プロ仕様のカメラや業務用の編集機器なら自由自在に映像と音楽、文字テロップを挿入することができるが、最近のコンパクトデジカメにはビデオ機能がついていて、それにパソコンがあれば、簡単なビデオレターやメール年賀状を作成することができ、撮影者の気持ちのこもった動画を制作することができる。それをプロジェクターで大画面に投影すれば大勢の前でプレゼンテーションするにも有効と思う。東京タワーのELに乗って地上250mへ向かった動画がこれ↓
● 東日本OB会のホームページでは静止画像のほか動画を編集してネット掲載することが多くなってきた。 ところが撮影者本人が個人で楽しむなら問題はないが、DVDを複製して配布したりネット投稿をしてもよいのか。 収録したビデオに著名人芸能人が写っている、ヒット曲の音声が混じっている。 こんな時、ブログやFacebookに投稿掲載していいのか?
そんな疑問点を解消すべく著作権法に詳しい戸叶さんを講師として例会に招いてPC会員向けのミニ講座で解説をしてもらった。
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● 3年前の新ヤマハホールでのチャリティコンサートで、岩見真佐子さんとシニアアンアンブルが演奏した曲でどの楽曲を動画掲載できるか、気を配った記憶が蘇ってきた。
クリックで動画が作動する ↓ |
音楽ライブの動画では、演奏する音楽家本人に尋ねると「事務所に相談して」の答えが返ってくる。 肖像権や音楽著作権、著作隣接権など難しい権利関係が存在しているからだ。
● 12月は、デジカメで撮影した動画を実際に編集し30秒の投稿した動画を動画サイトYoutubeで紹介した。 下の画面をクリックすると師走のイルミネーションの動画が作動する ↓
文字テロップを入れたビデオレターは、遠隔地に住む家族や知人友人に自身の近況を伝えるのに有効だ。 |
● 11月例会では、今春OB会員になられた 戸叶さんを講師に招き「著作権法ミニ講座」が開かれた。 母校のW大学で半年間の授業枠で非常勤講師として著作権法関連の講座を担当するだけに、アカデミックな香りが漂う。この日の参加者のメモを取る姿に熱心さを感じた。
● 創作した人をリスペクトする思想が著作権法の根底にあり、著作権の保護期間中(作者が死亡して50年、世界的には60余年)の利用には著作権者の許諾が必要とのことです。
これは スクリーンに投影されたパワーポイント画面の1枚 ↓
★ 写真を撮る、配る、加工するのは、自身の家庭の中の私的利用なら自由。 音楽作品等を私的使用でなく公に向けての使用(演奏)、加工、複製・頒布・配信(楽譜
CDの配布、ネット公開etc)するには権利者の許諾が必要で、無断で使用するのは不可。 商売に結びつける意図があれば権利者の許諾が絶対に必要。
©権利者名/年号が記載されたものに留意しよう。
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